ディスレクシアのメカニズム

ここでは、ディスレクシアとはなにかについて、そしてディスレクシアは、どんな困難を持っているか、それにはどう対応すればいいか、についてお話したいと思います。

〈ディスレクシア〉 という言葉を、これまで聞いたことがあるという方、手を挙げてください。すごく嬉しいですね。ほとんどの方が手を挙げてくださいました。

●ディスレクシアのメカニズム

この図をご覧になってください。〈読む〉 というのは、文字(記号)を形として認識する、音とマッチングする、単語として認識する、文章として認識する、そして意味を理解する--そうしてはじめて 〈読めた〉 ことになります。つまり、メカニズムとして 〈音〉 と 〈記号〉 と 〈意味〉 がちゃんとつながって、その中に 〈記憶〉 があって、そうやって、皆さんは本をバーツと読んでいるるわけです。人間の脳は本当に素晴らしいと思いますが、これを見ても、そう思います。

でも、今の日本の学校では、文字を書くこと・読むことに力を入れすぎてしまっていて、文章の意味を理解したり、文章を楽しむところまでつながっていないように思います。でも、音と記号が結びつかないと、読めません。音と意味がつながらなかったら、どうでしょう? 耳が聞こえない方と一緒です。では、どうすればいいでしょう。それなら、目で見せてあげる、体感させてあげる、という方法があります。