一人一人きらめくものを持っている!

ここでは、ディスレクシアとはなにかについて、そしてディスレクシアは、どんな困難を持っているか、それにはどう対応すればいいか、についてお話したいと思います。

〈ディスレクシア〉 という言葉を、これまで聞いたことがあるという方、手を挙げてください。すごく嬉しいですね。ほとんどの方が手を挙げてくださいました。

 ●一人一人きらめくものを持っている!

 そして、理解。これが-番大事です。 本人のできないことばかりに目を当てないでください。できることがいっぱいあります。毎日一生懸命やっていることがあります。

 子どもたちは一人一人、きらめいているものを持っています。 好奇心が強い、絵がうまい、発想がユニーク、レゴや粘土で面白いものを作る、色づかいがうまい、いい声をしている、漫画の主人公が苦労していると同情して泣いてしまう、お母さんの手伝いをする、走るのが好き、笑顔が可愛い、動物が好き、などなど。

 生まれたときは、みんな、一生懸命生きようと生まれてきます。無気力に生まれた子は一人もいません。でも、何かを求めて一生懸命やろうとしたときに、間違いを指摘されて直されたり、笑われたりしたら、やる気がなくなってしまいます。

それよりも、気が散りやすい子は「好奇心が強いね」とか、ゆっくりしている子は、のろまではなく「慎重だね」とか、動き回る子は「元気がいいね」と、その子の良いところに目をつけて、そこを伸ばしてあげてください。