他の方法で情報を提供すれば

ここでは、ディスレクシアとはなにかについて、そしてディスレクシアは、どんな困難を持っているか、それにはどう対応すればいいか、についてお話したいと思います。

〈ディスレクシア〉 という言葉を、これまで聞いたことがあるという方、手を挙げてください。すごく嬉しいですね。ほとんどの方が手を挙げてくださいました。

●他の方法で情報を提供すれば

 障害をもっている人に対して「合理的な配慮をしましょう」というのが、国際的な合い言葉になっています。

 例えば、視覚障害の方には、耳からの情報や拡大本や杖があります。聴覚障害の方には、手話や文字によるガイダンスがあります。肢体不自由のに方は、幸いすや段差をなくすスロープがあります。

 では、ディスレクシアの人には、何が必要でしょうか。まず、環境の整備。環境を整えて、音を聞き取りやすいように、そして目から入る情報も色や明るさや見せ方を工夫してください。最近は、ディスレクシアの子どもたちに対して、〈DAtSY図書〉 という形にして教科書を供与できるようになりました。素晴らしいことだと思います。
 
つまり、他の方法で情報を提供すればいいわけです。そのときに補助機器などを使えばさらに可能性が広がると思います。