元になっているのは〈文字〉

 ●元になっているのは〈文字〉

 〈読む〉 ことと、〈書く〉 ことについて考えてみたいと思います。まず、読むこと・書くことの元になっているのは 〈文字〉 です。文字は 〈音〉(オン)や 〈意味〉 を伝えるために便宜的につくられた 〈記号〉 ともいえます。

 記号には、〈〒〉 や 〈文〉 のような、日本だけで通じる記号や、〈+〉 や 〈∞〉 のような、各国共通で使われている記号があります。私たちは、〈〒〉 や 〈文〉 を 〈郵便局〉 とか 〈学校〉 と読み替えて、地図を読みます。また数学でも、〈+〉 は 〈足す〉、〈…〉 は〈無限大〉 という意味だと学習していきます。

 文字という記号でも、同じように、ひらがなの 〈あ〉 であれば、どのような音を表わしているかを学びます。そして、漢字の 〈机〉であれば、〈つくえ〉 という音で、足がついている上が平たい家具の 〈つくえ〉 の意味を表わしている、と学びます。